とら先生の徒然草 2023 前期

とら先生の徒然草2023年 前期

4月9日からの統一地方選挙について  考えよう税金の使い道

選挙の時期が来ましたが、県知事候補は2人だけ、地方議会議員のポスターはまだ現時点(3月26日)で一枚も貼られていません。たった2週間で候補者を選べということでしょうか?顔が見えない議員に、政党名だけで判断しろということでしょうか?神奈川県知事は全国の知事の中で一番年収が高いのです。2020年で1740万円、東京都知事の873万の2倍の収入です。小池百合子さんは自ら給与の減額を公約にしていましたが、現在の神奈川県の黒岩知事は大した成果もないのに高給取りです。そしてまた立候補しました。彼の現住所は東京都なのに、意味がわかりません。議員報酬のランキングでも横浜市は全国で1位です。平均1635万円。こんなに税金が支払われている現実をみなさん知って下さい。待機児童の問題、教育費の問題、学校給食の問題、いじめの問題、不登校の問題、高齢者を狙った強盗や詐欺事件などなど一向に解決する兆しがありません。でも、税金は毎年支払わなければならないのです。最近の調査で、国民が国に納める負担(納税・社会保険等)が47.5%という試算が出されました。江戸時代の五公五民と同じことが言えます。それでも百姓一揆が起きないのが現代の国民性なのです。こんなに税金を払っているのに公共サービスが行き届いていません。老後の心配、医療の心配、子育ての心配などなどみんな不安ではありませんか?税金の無駄を指摘する政党に投票しましょう!

ガーシー議員の国会除名処分について

ガーシー議員を擁護する人もいれば、除名が妥当だとする人もいます。私はそれよりも議員とは、国でも地方でも国民の税金(血税)で存在しているのだという感覚をもってほしいと思いました。もちろん国民から選ばれたのですから、国民の代表です。ですから、国民のためにきちんと働いて欲しいのです。国会に一回も出席しないとか、議場で寝ているとか、小沢一郎や田中角栄を引き合いに出して彼らも出席していないとか、そんな議論は後にして、とにかく国会が始まったら必ず全員出席して、欠席(遅刻・居眠り)したらその分だけ報酬を減らす仕組みを作って欲しいと思います。もちろん、議員の育児休暇とか出産休暇とかも同じことが言えます。利潤を追求する民間の企業の福利厚生ではありません。彼らは国会議員であり、税金で生活しているわけですから当たり前のことです。

故ジャーニー喜多川氏の性加害問題について  情けない日本の報道機関

イギリスのBBC放送がこの問題をクローズアップさせました。一度日本でも文芸春秋がすっぱ抜きましたが潰された感があります。そしてまた報道機関は不思議なくらいまったく報道していません。ジャニーズのタレントたちで支えられているテレビ局、NHKすらもジャニーズ頼み。今のところジャニーズ事務所は通常通り運営しているようです。ジャニーズ以外のタレントだったらもうとっくにテレビから消されているのにジャニーズのタレントは誰一人として消されていません。日本の放送業界の醜さです。これでは日本の人権問題は解決されませんね!報道が歪んでいますから。こんな報道機関では、東京オリンピックの電通の不正を見抜けなかったのは当たり前、見抜くよりも見て見ぬふりをしたのでしょうか。華やかなテレビ業界ですが、こんなことを平気で許していること自体が芸能界の愚かさです。

エホバの証人の幼児虐待について

昔から言われていることですね。交通事故にあった子供に親が病院の先生に「輸血しないでほしい」と社会問題になった記憶があります。「統一教会」の事件でやっと明るみになりました。信仰の自由とは、基本的人権とは何なのでしょうか。宗教二世とか三世とか、親の宗教を子供も信仰させることは一緒に生活しているので当たり前だと思いますが、それが本当に幸せなのか、疑ってみる必要があります。

幸福の科学代表の大川隆法氏の死について

以前の学習塾で、先輩の先生が幸福の科学の会員になり、塾の先生を辞めました。そんな関係で私は大川隆法氏の本を先輩からタダでもらって何冊も読んだことがあります。当時はなんで、タダでくれるのだろうと思っていましたが、今思えばそれが彼の修行の一環だったのです。自費で大川氏の本を何冊も購入し、他者に無料で配る。それが修行だと。だから大川氏の本は出版するとすぐにベストセラーとなるのです。書店でもたくさん売れるので一番良い場所に配置されるようになるのです。市場勝利主義の原理です。うまい商売だと思いました。信者が1万人いれば、一人10冊買えばすぐに10万部となるのです。結局形は違えど、統一教会や他の宗教団体とも同じ信者が自費で教会を助ける構造なのです。それも沢山お金を積み込めば積み込むほど高いくらい(出世する)になる構造なのです。馬鹿げた宗教団です。先日大川隆法氏が突然66歳でお亡くなりになりました。死因は公表されていません。彼も普通の人間だったことが証明されました。ただそれだけです。自分をエルカンターレ(生きる神様)として人類を救うと・・・公明党(創価学会)と同じく、宗教法人としていろいろな場所に無駄に大きな建造物を建て固定資産税を払わず、人類を救うよりも、個人で大きな財を築きました。遺産相続が大変なようです。私からすれば結局宗教はお金のなる木なのです。私も少しは世界史の勉強をしていたので、大川氏の本の内容に興味がありましたが、彼の本のどれもこれもが昔の偉人たちの受け売りでしかないと感じていました。本人曰く、神様(昔の偉人)が自分に降臨し、勝手に手が動くのだと。自動転写と本人は言っていました。そして、本を出版することで財を築きました。お釈迦さまもイエスもお金儲けはしていません。結婚だってしていません。(お釈迦様は一度妻子を捨てています=出家)ちなみに儒教を創始した孔子も19歳で結婚し、離婚しています。みんな独身で弟子たちに看取られ生涯をとじました。