令和8年熊本地震について
1995阪神淡路大震災、2004中越沖地震、2011東日本大震災、2016熊本地震、2024能登半島地震、などなど、地震大国ニッポン、最近だけでも日本のあらゆる地域で巨大地震が発生しています。そして、今回です。テレビでは様々な角度から住民の困難な状況や、倒壊した家屋、地割れなどが放映されました。ボランティア活動、自衛隊の派遣、他県からの消防や警察の派遣なども刻々伝えられました。私も60歳を超え、いろいろな経験や困難を乗り越えてきたつもりです。そして、災害の多い日本の自然災害も多く見聞してきました。そこで、今回の自然災害についての意見を述べたいと思います。
① 日本は地震大国であり、2000近くの活断層があること。もし、原子力発電所の下に活断層があったらどうなるのか?誰もわかりません。実際、そんな活断層の有無で原発の是非を審議した時期もありましたが、もう風前の灯火、いつのまにか誰も口にしていません。原子力発電所について、お役所などの官僚たちだけではなく国民的な議論が必要ではないか?今回の活断層の地割れを見て、一番気になることでしたが現在オールドメディアも無視状態。
② 2番目は災害が起きると必ず避難場所になる施設の貧弱さ、脆弱さが露見することです。公民館、学校、体育館など。電気が止まり、暖房機器がうごかない。車中泊のほうが楽。水道が断水で水が出ない。トイレやお風呂に入れない。井戸水を利用して隣近所に配っていた映像がありました。道路が寸断され食料が届かない場所がありました。せめて、これらの施設には、病院にあるような非常用の電源装置や屋上に大きな貯水施設、非常用の備蓄食料を常備して欲しいと感じました。今回の映像を見る限り、後手後手に回っているように感じるし、周りの自治体との連携が不明瞭だと感じました。わざわざ北陸や関東地方の自治体から支援に行く必要があるのか?全国区に支援の輪をつくる必要があるのか?各地区ごとに災害時の連絡網や支援の方法や手段を明確にしていくことが重要ではないか、考える必要があると思います。みんなバラバラの感が否めません。
③ 3番目は警察や消防、自衛隊の動きの鈍さを感じました。電気の喪失で交差点での信号機が動かず、住民は各自の判断で車を運転していた。手信号でもいいのですが、警察の動きの鈍さが気になる。自衛隊の派遣も、手続きが大切なのか、県から要請を受け、国が出動の命令をテレビで放映されていたが、72時間以内の救助のルールなんて、お役所仕事には関係ないのか、手続き通り動くことが大切で、人命救助が後回しにされているように感じた。地震だからこそ、支援物資も陸からでは困難な地域もあるので空からも支援できる体制を早く築いてほしい。警察も消防も自衛隊も動きが遅い気がした。
④ イオンモールでの爆発事故で7名もの人命が奪われたが、その要因がお金・スマホ・車のカギであった。つまり、今までの地震でもそうであったが、災害に付け込んで避難所へ逃げた住民の家や商店を泥棒たちが金品を奪う強盗事件が多発している。警察の対応の仕方を考える必要があるのではないか?人でが足りない場合の各自治体の協力体制が今一つ整備されてない気がする。わざわざ大阪から警察が出動する必要があるのか?遅すぎる気がする。
⑤ ショボイ災害救助の実態。地震発生から10日経て、やっと政府は激甚災害に指定。地元の自治体もやっと本格的に動き出す。募金ビジネスがあちらこちらで発生。先日は横浜にある大倉山駅の前でも、怪しい外国人らしき人たちが募金を募っていた。さらに、悲惨なのがボランティア活動の実態で、ボランティアの人たちの宿泊費、交通費、食費等は各自で負担(自己負担)と公表された。全国各地から駆け付けた善意ある人たちに、労働代は無償でもいいが、せめて宿泊費・食事代・交通費のどれか1つでも支給して欲しいところ。しかし、これも怪しい奴らが利用するかもしれないけれどね。
災害が起きるたびに私はいつも感じていました。各家庭に非常用の食料や災害グッズをとテレビでは推奨するようによく放送します。「お水は〇×L、食料は3日分、懐中電灯、常備薬、etc・・・」私の妻も用意しなければと私に要求します。しかし、地震などの自然災害が起きたとき、自分がどこにいるのか誰にもわかりません。家の中、車の中、電車の中、会社、外などなど居場所が確定できないのに、自宅に防災グッズなどまったく何の意味もありません。政府は自助とかいいますが、この件に関しては公助が最重要なのです。今回の映像をみて皆さんはどう感じましたか、家が崩壊・半壊して、それでも自助で3日分の食料を家の中に備蓄しますか?今回の地震は真夏と言う事で、熱中症対策が危惧されました。電源が喪失したことで、避難所では蒸し暑い夜となり、車中泊をする人々が大勢いました。今までにない動きです。ガソリンが切れ、冷房が効かず車の中で死亡したケースもありました。プライバシーを守れる快適な避難所の創設など、個人ではなく自治体や国が主導して開発をする必要を感じました。先進国なのにショボイ避難所生活を強いられる国とはいかがなものか?税金の使い方を考えた方がよいと思います。(福岡県では市議会議員たちが毎年海外視察と称して多額の税金を使っていることが明確にされました、もちろん随行する公務員の費用も含めてです)私は国が主導して、各自自体やまたは地域ブロックを作成し、防災対策を具体的にすることが重要だと考えます。そのために新しい役所(自然災害緊急対策室、~庁)を創設して欲しいと思います。わけのわからない無駄な「子ども家庭庁」やアメリカ企業に関係する「カジノ管理委員会」マイナンバーなど国民の財産を管理する「デジタル庁」いつまで続くかわからない「復興庁」などを廃止すべきなのです。正直これらは利権の温床なのですから。昔、サンダーバードという国際救助隊という番組がありました。それは、世界各地で起こった災害の救助に最新鋭の機材を使って、国の垣根を越えて行動する組織でした。そんな夢のような組織は無理かなあ?現実に世界では異常気象に伴う、災害が各国で頻発しているのです。人命最優先で国民の税金は迅速に使われるべきです。ちなみに、面白い動画を見つけました。もし地震が建物の中(家、会社、学校)で起きたらあなたならどうしますか?今までの常識ならテーブル、机、デスクの下に隠れるが正解でした。が、元消防隊員の方が全く違う考えをSNSであげていました。『まずは見上げて、落ちてくるものがないかどうかの確認、次に角(かど)を探すこと。つまり部屋では四隅ということです。柱と柱が三角形をつくる場所に逃げると、万が一、家が壊れても、その三角形の中で生き延びる可能性が高い』ということだと言っていました。壊れた家の隙間で助かるのだと。彼は実際いろいろな地震災害の現場で生存者を救助した経験を述べたにすぎません。実は私も昔、社会科見学の一環で、ある東京の消防署で関東大震災の震度を経験したことがあります。その時感じたのは、机の下でかがむのは非常にリスクがあると感じました。ひとつは揺れが激しく感じられ恐怖感が増幅するということ。次に下を見ているだけでは、上からの落下物が確認できずに閉じ込められる危険性があり、まして逃げる行動をとれないこと。この二つのリスクを感じ、2回目に同じ震度で体験した時に、立ったまま、地震に合わせてぴょんぴょん飛び跳ねてみました。そうすると、周りの風景がよくわかり、揺れの怖さも感じず、逃げようと思えば飛んで逃げる体勢になることを発見したのです。やはり地震が来たら建物から逃げることが一番重要です。地震が終わるまでじっとしていれば逃げられなくなり、建物が崩れるのを待つだけとなります。『机の下に隠れろ』はもう古い考えだと私には思えてくるのです。2014年、韓国の沈没して多くの高校生が死んだセウォル号事件のように、船長は必至で真っ先に逃げているのに、船内にいた修学旅行の高校生たちには「安全です。その場所を離れないように待機してください」と船内放送をした事件を思い出します。専門家が言っていることが必ずしも正しくないと言う事を我々は肝に銘じるべきなのです。


