港北学館は横浜市のカジノ(IR施設)建設に反対します!

芸能人も芸人である前に、人として、主権者として考えた行動をした方がいいのでは?

ギャンブルが大好きな方には大変耳が痛い話ですよ!ごめんなさい。

最近のテレビの宣伝で公営ギャンブルの宣伝がやけに多いことに違和感を感じませんか。若手人気俳優やお笑いタレントたちが公営ギャンブルの手先にとなって面白おかしく「ギャンブルやろうぜ!簡単にできるから!色々知れば面白いよ!」と一生懸命宣伝をしています。「競馬」「競艇」「競輪」「宝くじ」などなど、何故これらのギャンブルをここまで宣伝しなければならないのか?確かに、その収益の一部は地方公共団体の税収になることは事実ですが、細かいことは、私にはよくわかりませんが、国民の税収財源でテレビ宣伝をバンバンしているのです。国民に賭け事をさせて、お金を搾取し、そのお金で橋を作り、道を整備し、レントゲン車を購入する?だれが一番喜ぶのでしょうか?賭け事ですから基本的に負ける人が大勢いて、当選する人はごくわずかです。胴元が一番儲かるようにするのがギャンブルを主催する人の意図です。多くの国民はまんまとその宣伝に乗せられ、身銭を切っているのです。私も新入社員の頃は先輩やアルバイトの学生の勧めで競馬をみんなで楽しくやっていましたが、よ~く考えたらそれを職業としている人(競馬新聞や予想屋)でさへ当たらないものを素人が当たるはずがないと考え私は即刻やめました。結局、ギャンブルというのはお金を捨てる覚悟で楽しむものだということに気がついたのです。結婚して子供が生まれた段階で、無駄な支出はよくないと思った次第です。

ギャンブルの種類

ギャンブルには、競馬、競艇、競輪、宝くじ以外に、保険、株、FX、仮想通貨、パチンコ、スロットル、麻雀そしてカジノゲームがあります。実は保険の起源はギャンブルだったのです。それにしてもこれらのギャンブルは大手の企業や国が管理している企業ばかりでお金が儲かる仕組みになっているようです。胴元が一番儲かるのがギャンブルですから。だから日本のヤクザやイタリアのマフィア、アメリカのギャングの温床になってきた歴史があるのです。

ギャンブルは犯罪?

日本では現在、下記のように賭博は禁止されています。先日も日本の司法の番人であるはずの検察官トップの黒川検事長が賭け麻雀で訴えられました。(模範となる人が…ここでも、知らぬ間に不起訴処分となりましたが?)〇×賭博は日本では犯罪になります。野球賭博で毎年逮捕者が出ますね。しかし、巨人軍の原監督らが賭けゴルフをやっていた事実が明るみになっても、闇に葬られましたね。なんとも権力者は…呆れますね。

刑法185条(賭博罪) 賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処す。

刑法186条2項 賭博場を開帳し、又は博徒を結合して利益を図った者は、3カ月以上5年未以下の懲役に処す。

最高裁判所大法廷判例 昭和25年11月22日・刑集4巻11号

 賭博行為は(中略)国民をして怠惰浪費の弊風を生ぜしめ、健康で文化的な社会の基礎を成す勤労の美風を害するばかりでなく、甚だしき暴行、脅迫、殺傷、強窃盗その他の副次的犯罪を誘発し、又は国民経済の機能に重大な障害を与えうる恐れがあるからである。

そして、賭博は麻薬と同じく依存症を引き起こす「依存ビジネス」であり、一度依存してしまえば二度と抜けられず、死ぬまで金を吸い取られ続けるのです。

「酒やタバコを見てみろ、世界中で毎年何百万人も死んでいる。でも、どの国だってそんくれえの死人だったら禁止にはしねえ。税金がどかどか入ってくるからな。ヤクザが売れば中毒物質だが、お上(政府)のお墨付きがあれば嗜好品って訳だ。ギャンブルもそうだろ?ヤクザがやれば賭博開帳、お上がやればレジャー施設だ」河合莞爾著「スノウ・エンジェル」より

世界のギャンブル事情(ギャンブル大国日本?)

年間ギャンブル損失ランキング(アメリカ経済誌フォーブス社調べ抜粋)

 1位 アメリカ 14兆2000億

 2位  中国    9兆5400億

 3位 日本      2兆9800億

 4位 イタリア   2兆3900億

 5位 イギリス   2兆3600億

 6位 オーストラリア 2兆300億

 7位 ドイツ     1兆4600億

 8位 カナダ     1兆3400億

 9位 フランス   1兆3000億

10位 スペイン   1兆900億

GDP(国内総生産)の順位と同じ日本は3位でした。しかし、日本にはパチンコという遊技場が存在しているのです。パチンコの売上だけで20兆円らしい。そう考えると日本はアメリカを超え、世界で圧倒的にギャンブル大国になるのだそうです!

公営ギャンブルという虚像

国民がギャンブルにはまればはまるほど高級官僚が笑う!

「花を見る会」に招かれ安倍首相や昭恵夫人と能天気に写真に納まる芸能人たち、自民党の人気取りの道具にされ、どうみても国民の代表とはいえない人達。この会を税金の無駄と言わずして何と呼ぶのだろうか?公的行事の私物化をした首相に何のお咎めのない国、日本。政治家と公務員がタッグを組んで国民から税金を搾取しているのに、当の国民は拍手喝采をして、当選させてあげる。

しかし、私たち国民は税金だけ搾取されているのではないことに気づいて欲しい。一生懸命汗水流して働いて稼いだお金をドブに捨てている人が大勢います。それは公営ギャンブルなのです。現在、日本には競馬→農林水産省、競輪・オートレース→経済産業省、競艇→国土交通省、toto(スポーツ振興くじ)→文部科学省、宝くじ→総務省、パチンコ→警察庁などなど各省庁の収入源であり、利権の巣窟となり、さらには官僚の天下り先となっているのです。ギャンブルに手を染め、依存症となり、自分の身銭を切って、役所の皆様や高級官僚の皆様に美味しい蜜を運んでいるようなものなのです。これを愚かと言わずして何というのでしょうか?

カジノはパチンコ・スロット同様に→警察庁が管轄か?

確かに下記にあるように、公営ギャンブルの収益金は地方財政の財源として機能しています。

地方自治体の主要産業としての位置づけ、地方財源の収入源として

社会還元・社会貢献事業の一環として

 機械振興補助事業…環境問題・省エネルギー分野の振興・交通対策、機械、ITの推進・研究者支援・防災減災

 公益事業振興補助事業…こども、障害者、高齢者に対する福祉支援・医療、難病支援、伝統文化の継承・災害復興、救援物資の援護

上記がギャンブルで稼いだ(各自治体)の使用目的です。が・・・現実はどうなのでしょうか?実際にこれらの目的のために本当に使用されているのか、割合はどうなのか厳密に調査してみる必要がありそうですね。ギャンブルさせるように宣伝はたくさんするけれど、その使い道や使い方はまったくといっていいほど報道されません。

国や自治体がギャンブルで稼いだ金を住民にある程度還元するのなら、それはそれで結構な話なのですが、果たしてそれが国民生活に本当に役立っているのだろうか?今回のコロナに関しても、潰れる中小企業(飲食店)が多くあるのに、ギャンブルは継続されています。現在では、例えば、馬券売り場に行かなくても簡単にインターネットを通じて各券(馬券など)が購入できるようになり、JRAもテレビもスポーツ新聞もそれなりに収益があるのです。それならば、なぜ、医療機関にその収益の大半をつぎ込めないのか?大型の新型コロナ専用の病棟をつくれないのか?管轄が違うから収益は回せない?とでも?こんな緊急事態なのにもかかわらず、縦割り行政の醜さが露呈しているのではないでしょうか?今は献血のための移動バスではなく、コロナへの発熱外来の移動車両が必要なのではないですか?

これでも、皆様はギャンブルをしたいですか?横浜に新たなギャンブルスポットであるカジノをつくりたいですか?結局、住民の知らぬ間に、権力を行使し、住民の税金が、住民の意図とは関係のないことに使われる羽目になるのです。Y150なるお祭り(中田市長のとき)や、耐震工事(50億の費用)が済んだばかりの横浜市庁舎をすぐに破棄し、新たな新市庁舎(林市長のとき)(749億円の費用)を建てたように。378万人の横浜市民の税金が既得権益団体(建設業界など)に配られるのです。そうです。ギャンブルで潤うのは、市の財政であって、其れに群がる悪しきハイエナたちなのです。決して、教育費が無料になったり、医療費が安くなったり、交通手段が安くなったり、市民税や県民税、固定資産税や事業税などの税金が安くなったりはしないのです。最悪なのはギャンブルをして、生活が破綻し、最終的に老人ホームすら入居できない貧しく孤独な老後をむかえることです。

追伸 最近、生命保険や火災保険、地震保険もギャンブルと知って、解約をすることを考えました。あらゆる保険はみんなギャンブルなのです。自分が死ぬ確立は何%か?考えたことありますか?死んでから家族がもらってもね~、生きているうちに人生楽しまなければ!そして、無駄な支出より豊かな生活にお金を割り当てたり、老後に向けてきちんと貯蓄した方が得な気がします。自分の家が火災になる確率?私の家はかれこれ40年以上火災にあっていません。2軒あるアパートだって火事になったことがありませんね。自動車事故は確かに何度かありましたが、人を殺したことはありません。数千万人の自動車の所有者が自動車事故で人を殺す確率はどのくらいでしょうか?多少の事故ならもしかしたら払い続けた金額より安いかもしれません。結局ギャンブルなのです。保険がギャンブルであるという視点に立つと無駄な支出だと思うようになりました。保険屋さんを悪く言うつもりはありませんが、事実、確率を真剣に考えたら~港北学館では毎年キャンプやスキーなど様々なイベントを実施し、もちろん保険に入っていましたが、この20年では保険費を使って保障してもらったのは2回だけでしたね~