小・中学生の御父母様へ コロナ禍のしわ寄せが
小学生では、昨年度から教科書が変更し、さらに英語教育が開始され、授業内容が大幅に変わりました。そのうえ、2020年度は新型コロナウィルスの関係で今学校の現場では混乱しているようです。現在当塾の生徒の様子を見ていると、小学校だけでなく、中学校も物凄い勢いで授業が展開されている現状です。賢い生徒はそれなりに勉強についていけますが、そうでない子が取り残されているように感じられます。特に小5の授業では、小6の範囲を少なくしているため、小5の授業内容が大幅に増えています。英語教育が教科として導入されているにもかかわらず、教育内容を減らしてないため、小5にしわ寄せがきたようです。そして、このコロナで様々な学校行事がなくなり、授業だけが淡々と進められている状況です。よって、現在例年通りに授業内容が進められ、休校だった4月・5月の2か月分の教科単元もあっという間に埋まり、小5では10月現在で12月配当の内容をやっているようです。中学生においても、様々な学校行事がないぶん同様のことが言えます。まるで、昨年度とかわらない試験範囲にしたいために、無理やり授業が進められているように感じます。現在の時点でほぼすべての科目が昨年と同じ範囲の勉強をしている状況です。高校入試を控えている中3では、試験範囲は最後の1章分が削除の対象で、ほぼ通常の9割が今までと同じ範囲で試験に課される予定です。(詳細は神奈川県教育委員会HPで)当学館としても、学校の授業に追いつくように奮闘努力していますが、やはり、勉強が苦手な子は厳しいのが現実です。ただ、当学館では補講授業を通して学校の進度には追い付けていますが、そいうでない方(塾等に通ってない生徒)は注意が必要です。中学生は定期テストで学習内容の理解度がある程度わかりますが、小学生の単元テストの結果だけでは定着度が測れません。よってお子様の理解度のチェックを各家庭でするほかないのです。教科書準拠の市販の問題集等で確認してみてください。そうでないと学校では生徒の理解度(定着度)とは無関係にどんどん進んでいるようです。